この記事は、将来のことで悩んでいるバレエ少女や、その支援者の方のために書きます。
バレエ漬けの青春時代を過ごしてきた方は、大人になってバレエとどう付き合うか、かなり悩まれると思います。
現在、私は普通の会社員ですが、「なぜそこまでバレエをやってきて、バレエの道に進まなかったのか」と質問されることが多いです。
私について
4歳でバレエを始めます。
中学生から大学生までは、コンクールや所属のバレエ団の舞台にたくさん出ました。
学校の勉強も、家族や友達との遊びも、全てバレエ中心に決断していました。
しかし、親の影響もあり、勉強でもある程度の成績を保てるように注意したうえ、受験生の時は受験を優先しました。
大学を卒業し、就職してからは、バレエは週2に切り替えて楽しんでいます。
将来の夢の移り変わり
小学生の時は、周りには恥ずかしくて言えないものの、正直バレエダンサーとして活躍する夢を見ていました。
しかし、その頃からコンクールや外のレッスンをばんばん受けていたわけではなく、あくまで習い事の一つとして楽しんでいました。
中学生以降は、職種は決まっていないものの、優秀な会社員になりたかったです。
勉強がつらくなった際に、何度かは芸術に関わりたいと思いました。(ダンサーになりたいとは思っていませんが)
しかし大学生の頃、仕事は一つに絞らなくていいという思想に至りました。ブログ発信をはじめ、良いアイデアが思いついたら芸術に関わりたいと思っています。
しかし、踊ることは好きだし若いうちしか需要がないので、バレエダンサーではないダンスの道にいる人はうらやましく思います。
地下アイドルの方や、コンセプトバーなどです。
バレエの先生をしながらプロを目指す親友
現在23歳の親友は、大学卒業後からコンクールに取り組み始め、今年初めてバレエ団の入団試験を受け始めます。
ダンサーとしてはまだプロじゃなくても、先生としてなら収益をあげられます。
先生一本で稼ぐのも、経済的自立をしてからプロダンサーという夢を追うのも、選択肢としてあると思います。
みんなが就職するタイミングで自分の未来を見つめなおし、勇気ある決断をした友人を心から応援しています。
試験がどうなったか、わかり次第追記していきます!!
なぜバレエでプロを目指さなかったか
これは実は、すっごくよく聞かれる質問です。
私は思春期頃からそんな気持ちは全くなかったし、プロに行っても大した役を踊れないのなら、会社員でお金を稼いだほうがマシという考えでした。
バレエダンサーは、このような軟弱な思考の私には務まらないのです。
また、もっと踏み込んだこともよく言われます。
「今までバレエをやっていた時間が無駄にならないか」
時間は無駄ではありませんでした。
下の記事で、バレエを仕事にしない人にも共通の、バレエを習ったメリットをまとめています!
それに、こうしてブログで発信できているので、すでに無駄ではありません!
「あなたは身体も綺麗でバレエも上手だから、もったいない」
そう言ってもらえるのはすごく嬉しいですが…
そんなことを言ったら、学校の勉強も一生懸命やっていたので、そっちも無駄にしたくありません。
大学で専門で学んだことと違う道に進んだら、「もったいない」などと言うのでしょうか。
なぜ今もバレエを続けているのか
その理由は、2つあります。
体型を保つため
これです。私は仕事も座り職ですし、バレエの他にほとんど運動もしません。
たった週2回でもレッスンをすることで、運動意識や美意識を高められます。
その上で、年に数回舞台にでると、練習量が多くなり、自然と体型を保てます!
モチベーションアップ
私は今まで、学校とバレエを頑張って両立していました。
その時、学校でうまくいかなくても「私にはバレエがある」と思えて生きるモチベーションを保てたり
逆にバレエでうまくいかなくても、勉強をして達成感を得て、気持ちを落ち着かせることもありました。
なので、モチベーションの柱は2つ以上あった方が、精神衛生上いいと思っています。
バレエには頼れる仲間もいるので、社会人になったからこそ、寧ろ辞めていないということです。
最後までご覧くださりありがとうございました!
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