私は、大学生の4年間イベントバイトをしていました!
今回は、そんな私が、バイト中に困ってしまったお客様をご紹介します。
これからイベントバイトを始めようと思っているあなた、参考にしていただければ幸いです。
困りレベル1
レベル1の困ったお客様は、グッズを買うとき、アーティストを愛称で呼ぶ方です。
例えば、嵐の大野さんを「リーダー」と呼ぶようなことです。
もちろん大野さんのことなら誰でも知っていますが、嵐ほど有名なアーティストでなければ、当然メンバーの愛称まで知りません。
イベントスタッフは、アーティスト側の関係者でもファンでもありません。
登録すれば誰でも働ける、イベント会社からの派遣バイトなのですから(笑)余談ですが、アーティストの関係者と間違われることはよくあります。
できればグッズの表を指さしたり、番号がついていたらそちらで頼んでほしいものです。
困りレベル2
レベル2の困ったお客様は、商品の確認を無視する方です!
物販には、最短時間でミスなく販売するためのマニュアルがあります。
その中に、お客様と一緒に商品が正しいかどうか確認する作業が2回あります。
一つ目は、商品を後ろから持ってきた際に、サイズや色なども含め、間違っていないか指さし確認をします。
二つ目は、お会計前に、全部で何点買われるかを数えて確認します。細かい缶バッジなどがどっか無くならない様にです。
どちらの確認も、基本返品や交換を認めないグッズ売り場で、お客様が不利益を被らないためのものです。
それを会話やスマホに夢中で聞いてもらえないことが多いんですよ。
大変ですが、クレームにならないように、会計前には無理やりでも確認してもらってください!
困りレベル5
レベル5の困ったお客様は、フェスでゴミ分別しない方です。
完璧な分別でなくとも、別に私たちスタッフは困らないんですけどね。
適当に捨てられた分も、アーティストの責任にしたくないので、こちら側で一生懸命分別します。
単純に、それが重労働だし、臭いから嫌です(笑)
分別してくれようとしたのに、突然全部まとめて目の前に捨て、走り去っていく人がいました。
彼女の好きなアーティストが、サプライズで他のアーティストのステージに立ったようです。
声を一瞬聞いた瞬間に、一目瞭然に走り出すなんて、本当にさすがです。
個人的に、その人は許せました(笑)感心してしまいました。
困りレベル10
レベル10の困ったお客様は、「アーティストはもう会場入りしてますか?」と聞いてくる方です。
さっきも書きましたが、私たちはアーティストの関係者ではないのです…
そんなことを聞かれても、スタッフは「存じ上げません」としか言えません。
パン屋の店員はパンのことを答えられますが、イベントスタッフはイベントの一部しか知りません。※もちろんトイレの場所や物販の時間などの質問はお答えします!
というか、知っていても答えられませんよね。騒ぎになるのが目に見えているので。
何度も、いろんなスタッフに同じことを聞いて回るお客様を見ると、「きっと本物の関係者にも、迷惑でマークされてそ…」と思います(笑)
困りレベルマックス
レベルマックスで困ったお客様は、推しをめぐって大ゲンカするお客様です。
有名女性アイドルグループの現場で、ロビーで殴り合いの喧嘩が始まったことがあります。
中年男性同士で、いわゆる同担拒否が原因みたいでした。詳しくは知りませんが。
単純に、怖かったです…。
近くにいたスタッフが、上位のスタッフをすぐに呼び、そのスタッフと警備員さんに取り押さえられ、退場させられていました。
またまた余談ですが、客層は、若ければ若いほど良いです。10代中心の客層でしたら、列にしっかり並びますし、少しのミスで怒鳴りだしたり、客同士で喧嘩など見たことがありません。
同担拒否は、SNSだけで喧嘩してほしいですね。
いかがでしたか?
イベントの現場は、長時間並んでイライラしてるお客様や、現実離れした世界に狂喜乱舞しているお客様がたくさんいるので、大変な環境です。
でも楽しいことも多いし、まとまったお金を稼げるので、私は学生の間はずっと続けました!
ぜひ参考にしてみてください!
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